配信動画をスマホやパソコンで観るのが人気になってからずいぶんたちました。今では自分が配信して収入を得ようと考える人もどんどん増えてきています。
そんなニーズに乗って次々登場しているライブ配信アプリ。でもアプリが多すぎてどのアプリがいいのか迷ってしまいますよね。
この記事ではオススメの配信アプリを「アプリごとの特色」、「稼げる仕組み」と合わせてランキング形式で紹介していきたいと思います。
ライブ配信アプリ比較表
ライブ配信アプリとは?稼げるって本当?
将来なりたい人気職業ランキングにユーチューバーがランクインするほど盛り上がっている配信業界。その人気の理由の1つは「稼げる」ことだと言われています。
有名なHIKAKINさんの年収は軽く「億」を超えるともいわれていますね。 でも、今から一般の人が配信を始めたとして本当に稼ぐことができるのでしょうか?
市場が急成長中!今、ライブ配信アプリが大人気
これまでの配信業界では動画投稿型のYouTube動画が圧倒的な存在として君臨していました。
しかし、配信動画の市場が大きくなるにしたがって、より手軽で配信者との距離が近い放送を望む視聴者が増えました。
その結果、スマホ1つで直接視聴者とコミュニケーションをとりながら配信できるライブ配信アプリが盛り上がってきているのです。
ライブ配信は時給どのくらい稼げる?収入が得られる仕組みとは
ライブ配信で「時給いくら稼げるか?」を計算するのは難しいです。
なぜなら、配信者の収入は視聴者数に応じた運営からの報酬や視聴者からの投げ銭によって0円~数億円まで全く違うからです。
頑張って人気を得られれば時給として大きく稼げる可能性はありますが、そうでなければお小遣い程度も稼げないという世界です。
ただし一般的な目安として、週3回以上の定期配信をするこまめな配信者なら、時給にして1,000円程度を稼ぐのに特別な能力は必要ないと言われています。
比較するべきポイント
ライブ配信アプリを選ぶにあたって、まず比較するべきポイントを押さえておきましょう。主に重要なのは以下の4点です。
- 手軽に配信可能か:アプリとスマホ以外に必要な機材はないか?すでにアカウントがあるアプリで配信可能か?
- リスナーが多いアプリか:利用者の多いアプリほどリスナーを獲得しやすくなります。ただし、リスナーの年齢層や好みも重要な要素なので、単純な数だけで比較しない方がオススメです。
- 配信での収入を得やすいか:「投げ銭」などの収入面でのシステムが充実しているか?獲得したポイントを現金化しやすいか?
- 配信活動がステップアップにつながるか:配信アプリによっては、配信活動が企業からの案件や芸能界へのステップアップにつながりやすいものもあります。単純な収入面だけでなくこういったメリットも考慮に入れてみてください。
今回ご紹介するオススメアプリではこの4つのポイントをメインに比較して解説しています。アプリ選びの際にはこれらの点に注目して自分にピッタリのものを選んでください。
スマートフォン版人気無料アプリ比較一覧!最新ランキングTOP10
2019年の最新人気配信アプリをランキング形式でご紹介します。 アプリの客層や文化、稼げるポイントも紹介していますので参考にしてくださいね。
1位:手軽に始められる「LINE LIVE」
誰のスマホにも入っているLINEのアカウントさえあれば配信出来る点が1位に選んだ最大のポイントです。
機材や配信の知識がなくても始められるためYouTubeなどに比べて若年層の配信者が多いのも特徴です。
収益化の面では、ライブ配信の視聴者数等に応じて「配信スコア」がつき、それに応じてLINEポイントが付与される仕組みになっています。
LINEポイントは1ポイント1円のレートでLINE Pay残高に交換することができますので、日常の買い物に使える上、銀行口座に出金して現金にすることもできます。
「とりあえず配信を始めてみたい!」という方にイチオシのアプリです。
2位:モデル依頼も狙える「インスタライブ(Instagram)」
Instagramのフォロワーに向けたライブ配信機能がインスタライブです。
配信を開始すると指定したフォロワーに通知が行き、それを見て配信に訪れてきたフォロワーたちと直接コメントでやり取りできます。
普段のストーリー以上にフォロワーとのつながりが強くなるので、熱心なファンになってくれた人を通じて大幅にフォロワーを増やすことができます。
インスタライブでは直接的な報酬の仕組みはありませんが、フォロワーを増やせば企業から「報酬を支払うので、うちの商品を使用した投稿をしてほしい。」といった依頼も入るようになります。
3位:芸能界も目指せる「SHOWROOM」
SHOWROOMは仮想のライブ会場をコンセプトにした配信アプリです。
視聴者のアバターが配信者を取り囲むように配置されるなど、アプリ全体がライブハウスをイメージさせる作りになっています。
そのため、アイドルやミュージシャンの卵が多く配信を行っており、視聴者にもそういった配信を好む層が多くいます。
芸能界や音楽活動に興味のある人にはチャンスの多いアプリと言えるでしょう。
また、視聴者が直接配信者に投げ銭を送れる「ギフティング」と呼ばれるシステムがあるため、視聴者が少ない頃から稼ぐことができるのも魅力です。
4位:配信者と視聴者の距離が近い「17Live(イチナナ)」
イチナナの最大の特徴は配信者(ライバー)と視聴者(オーディエンス)のコミュニケーションが活発で距離感が近いことです。
コメントやデジタルギフトを贈ることで、視聴者から配信者に向けて応援のメッセージを送り、配信者がしっかりリアクションすることでお互いに盛り上がる文化が出来上がっています。
「視聴者と一緒になって盛り上げていきたい。」「自分も楽しめる配信がいい。」といった方にオススメのアプリです。
視聴者から送られたデジタルギフトのうち手数料を引いた分が配信者の収入になりますが、人気配信者になれば公式ライバーに認定され手数料を大幅に割り引いてくれるシステムもあります。
5位:有名人が多く、視聴者の幅が広い「ツイキャス(twitter)」
ツイキャスはtwitterのライブ配信アプリだけあって、幅広い年齢層や性別の人が利用しているのがオススメのポイントです。
視聴者の幅が広いため有名人の配信者も多く、ロンドンブーツ田村淳、キングコング西野 亮廣、渡辺 直美といったテレビに頻繁に顔を出すような芸能人もツイキャスで配信しています。
「有名芸能人が多数参加していると、一般人の配信は見られないのでは?」という心配をする方もいるかもしれませんが大丈夫です。
視聴者の多くは芸能人配信を入り口にツイキャスを使い始めますが、しばらくすると一般人の配信者も視聴するようになるケースがほとんどなため、むしろ芸能人の知名度を利用できるメリットの方が大きいと言えます。
視聴者を集めやすくイベントなどを開催してお金を稼ぎやすい上、配信者に直接投げ銭ができるシステムも最近追加されたため、視聴者とお金の両方を稼ぎやすいアプリです。
6位:JC・JKに人気の「MixChannel(ミクチャ)」
ミクチャは女子中高生のユーザーが多く、新しい流行のきっかけが生まれる場としても有名です。
10代のいわゆる「リア充」たちが集まるため、カップルや友達との共演配信が多めな文化があるのも大きな特徴です。
動画編集機能が本格的なためライブ配信以上に動画投稿がさかんで、かわいく作りこんだ投稿動画には多くのファンがつきます。
多人数でパーティー風に配信したい方や動画編集にも挑戦してみたい方にオススメのアプリです。
直接的なお金稼ぎのシステムはありませんが、JC・JKの視聴者が多いので有名配信者になればティーン向け雑誌やWEBサイトのお仕事が受けられるようになります。
7位:10代に人気のLiveMe(ライブミー)
アメリカNo1のライブ配信アプリという肩書きをひっさげて日本上陸した動画配信アプリです。 こちらのアプリも10代の学生を中心に人気があります。
ミクチャとの違いは、LiveMeは男子の視聴者も多いということ。 ユーチューバーのヒカル、ラファエル、コスプレイヤーのえなこといった10代に人気の有名人も配信者として活躍しています。
美顔フィルターや顔スタンプといったフィルター機能が充実しています。
メイクが手抜きでもかわいく見せることができるので、普段の生活をそのまま見せるような配信が多く、人気があります。
収入面では少額からの投げ銭が可能なシステムなので気軽に少しずつ稼ぐことができ、モチベーションをたもちながら収入アップを目指せます。
8位:視聴者と直接つながれる「sugar(シュガー)」
「Sugar」は、配信者と直接テレビ電話形式でやりとりができることがウリのライブ配信アプリです。
配信中に選ばれた視聴者は、登録芸能人の佐藤健やONE OK ROCKのTaka、ローラといった豪華な有名人と直接会話ができることから、最近リリースされたにもかかわらず人気度が急上昇しているアプリです。
芸能人ではなくてもお気に入りの配信者から選ばれて、直接会話できるのはとてもうれしいことなので、選ばれた視聴者はより熱心に配信者を応援してくれるようになります。
通話相手に選ばれるために多くのギフトを送って配信者とコミュニケーションをとる視聴者も多いので、人気配信者になれば多くのギフトが舞い込んでくるようになります。
9位:お絵かき配信に特化した「pixiv」
pixivとは、イラスト・マンガ・小説といった作品を投稿し合えるSNSサイトです。
その中でも、pixiv sketchは、PCやスマホで気軽にお絵描きして、それを気軽にシェアできるサービスです。
pixiv sketchにはpixiv Sketch LIVEという機能があり、この機能を利用するとお絵描きをLive配信できます。
ただし、この配信機能はPC版のみなので注意が必要です。
10位:Facebook
Facebookの利用者にオススメのライブアプリがFacebookライブ配信です。
Facebookのアプリからボタンをタップするだけでライブ配信・視聴が可能なため、Facebookユーザーどうしの結びつきを強くする強力なツールになります。
もともとFacebookは実名系SNSであり、ビジネスや就活用のアカウントとして利用している人も多くいます。
そのため、ライブ配信によってユーザーからファンを多く獲得できれば、ビジネスチャンスや就職のきっかけにつながることが多くなるのが最大の報酬です。
ライブ配信アプリ比較のまとめ
「一言でライブ配信アプリと言っても視聴者の客層やお金の稼ぎかたには結構違いがあるんだな。」ということが感じでいただけたでしょうか?
今回は総合的に見たランキングの形式で紹介させていただきましたが、自分のしたい配信のイメージや交流したいファン層を考えて、よさそうなものをチョイスしてください。
今やスマホ1つで気軽に楽しく配信者になれる時代。
人気がでなければ全く稼げないという世界ではありますが、お金稼ぎや芸能界デビューのきっかけになる可能性も十分あるのにやらないのはもったいない!
配信したいコトがある人は、是非チャレンジしてみてください。今回の紹介記事が少しでもあなたの配信者デビューの助けになれば幸いです。