有名なライブ配信アプリといえば、あなたは何を思い浮かべるでしょうか?
動画配信ブームに火が付いたことで、現在たくさんのライブ配信アプリがリリースされていますが、中でも「17ライブ」というアプリを知っている、または聞いたことがある人は多いでしょう。
そこで今回は、17ライブはどんなライブ配信ツールなのか、基本情報や基本の使い方、評判などをまとめました。ライブ配信ツールを比較検討している人は、ぜひ参考にしてみてください!
17ライブとは?
そもそも、17ライブってどんなアプリなのか?どんなことができるのか?といった基本情報をご紹介します。
基本情報
17 Liveとは、株式会社17media Japan(日本拠点)とM17 Entertainment(台湾拠点)が運営するライブ配信アプリです。
一般ユーザーがライブ配信(テレビの生中継のようなもの)を行い、視聴者はリアルタイムでその様子を見ることができます。
SNSと強い繋がりを持つインスタライブ(Instagram)やラインライブ(LINE)、ツイキャス(twitter)と違うのは、特定のSNSとの繋がりがなく、独立したツールだという点です。
日本語、英語、中国語に対応しており、17ライブ配信者の割合は日本人、中国人、台湾人などアジア系統が多め。全世界で約4,000万人ものユーザーがいます。
17ライブの有名人
実は17ライブには、テレビに出演するようなタレントが配信者になっていたり、一般人が17ライブでの配信をきっかけに有名になったりという事例があります。
タレントで有名な人はTRFのDJ KOOさんや、
バイきんぐの西村さん。
そして人気が出て有名になった配信者といえば、まんまるとまとさんや、
林村ゆかりさんなどがいます。
こうした配信者の名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
フォロワーを見てみると、TVに出ているタレントよりも、一般人から有名になった人の方がフォロワーが多いですよね。
17ライブは芸能事務所などに所属しなくても、有名人になれるチャンスがあるということです。
17ライブの使い方
続いて17ライブの基本的な使い方を簡単に解説します。
専門用語を覚えよう
17ライブユーザーの間では専門用語が飛び交うので、これから使い始める人はまず専門用語を押さえておくと良いかもしれません。覚えておきたい用語と意味をまとめました。
- ライバー:ライブ配信者
- リスナー:ライブ視聴者
- ギフト:ライバーに贈るプレゼントで、1pt/1円で換金できる
- 投げる:ギフトを贈るという意味
- ギャング:レベル30になると作成できるチャットグループ
- チェック:同じライバーを連続で見るとチェックがつき、回数によって色が変わる。ライバーに覚えてもらいやすい
- 推しマーク:ライバーが自分のマークとして使っている絵文字
- スラった:間違えて画面をスライドし、他のライブ配信に行ってしまうこと
- バン(BAN):不適切な発言や行動により、運営より強制的に配信を終了されること
- 巡回(パトロール):他の配信を見に行くこと
アカウント作成、ログイン
ライブ配信するにも、視聴するにもまずは17ライブのアカウントが必要です。
こちらの17ライブアプリをインストールし、起動しましょう。
続いて各種SNS経由で登録やログインを行います。SNS経由でアカウント作成をするときは、そのSNSで17ライブのアプリを開く許可をする必要があります。
SNSで許可をしたら17ライブアプリに戻るので、画面の指示に従ってIDを作成しましょう。
ID作成ができたら、さっそくおすすめライバーを紹介されます。フォローしたい人をタップして「完了」を押すと次に進みます。
こちらが17ライブのホーム画面で、ここからライブ配信や視聴ができますよ。
基本の配信方法
続いて基本の配信方法を見ていきましょう。
最初に、ホーム画面の下に並んでいる真ん中のボタンをタップ。
続いて「LIVE」のボタンをタップします。
そのライブ配信のタイトルやカテゴリー、イベントなどを入力・作成します。そして「ライブ配信を作成」をタップすると、すぐに配信スタートです!
こちらが配信中の画面。下のボタンは録画したり、アンケートを取ったりとライブ配信を盛り上げる機能なので使ってみてください。
右上の×ボタンは配信終了のマークなので、終わるときにタップ。
確認画面ができるので、OKをタップしてライブ配信を閉じましょう。
今の配信でどれだけ試聴されたか、いいねされたかなどの結果が最後に表示されます。
基本の視聴方法
続いて基本の視聴方法を解説します。
まずはホーム画面から、気になる人の配信をタップします。するとすぐに視聴が始まります。
こちらがライブ視聴画面。配信画面とよく似ているので、慣れれば使いやすくなるでしょう。
画面を上下どちらかにスライドすることで、他の配信に移動します。どんどんスライドすれば簡単に配信を切り替えられるので、活用している人も多いですね。
フォローのやり方
お気に入りのライバーはフォローしておいて、あとからライブ配信をチェックしたいときもありますよね。
視聴画面では左上にフォローボタンがあります。ボタンを1回タップするだけでそのライバーをフォローできますよ。
フォローしておくことで、そのライバーが配信を始めたときに通知を受け取れるようになります。
スクショのやり方
17ライブでのスクショボタンはないため、スクショしたいときにはスマホに標準で付いているスクショ機能で撮影しましょう。見たままの画面(コメントやボタンも表示されている画面)が撮影されるようになっています。
シェアのやり方
そのライブ配信を他の人にも知らせたり、SNSで拡散したいときに役立つのがシェア機能です。
視聴画面の下に並んでいるボタンで、左から2番目のボタンがシェア機能。
タップするとLINEやTwitterへのシェアボタンが出てくるので、好きなSNSにシェアしたり、リンクをコピーしたりしてシェアしてください。
17ライブはPC(パソコン)で使える?
17ライブをパソコンの大きな画面で視聴したい人もいるでしょう。実は、17ライブはPCからでも使用できます。
まずは17ライブのサイトにアクセスしましょう。その際、Google Chrome以外のブラウザではうまく動作しないことが報告されているので、できればGoogle Chromeで開くのが理想的です。
こちらがPC画面です。ログインして気になるライブ配信をクリックすれば、視聴できるようになりますよ。
17ライブの評判や口コミ
大手のライブ配信ツールとして有名な17ライブの評判はどうなのでしょうか?最後に17ライブの評判や口コミをチェックしてみましょう。
ユーザーの生の声が集まるTwitterを見てみると、17ライブに対してネガティブな意見を言っている人は少ない印象でした。ライバーが自分のアピールをしたり、推しライバーを紹介したり、絶賛しているユーザーが多かったです。
17でライバーとリスナーの間に濃いコミュニケーションがあって、コミュニティがしっかりと出来ている。凄いなー。#イチナナ
— アジャスト久保 (@adjustkubo) June 1, 2018
https://twitter.com/Utamaru1717/status/1001665542321856512?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1001665542321856512&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.livelivelife017.net%2Fentry%2F17live-hyouban-kuchikomi
ネガティブなコメントとしては「画面がごちゃごちゃで機能が使いにくい」というものも。アプリの仕様については使っているうちに慣れてくるので、初期段階での使いにくさはあまり気にしなくて良いかもしれません。
17LIVEってアプリを使ってみたけど、配信者がほとんど中国人やし使い方が分からなさすぎた
— YasuMoto (@vvvx94) October 19, 2017
全体的に良い印象がありますが、ただ中には「危険だ!」と言う人がいるのも事実。
というのも、17ライブでたくさんギフトをもらうことでお金を稼げるため、調子に乗って個人情報まで晒してしまうという危険性もあるのです。特に10代〜20代前半の、ネットリテラシーの低い世代は注意しなければいけません。
17ライブで配信するときは、制服で配信すると学校が特定されることもあります。また、近所の屋外で撮影することで、建物や看板などから住所を推定するという人も!
自分が個人情報を晒していなくても周りの様子から特定されてしまう可能性があるので、ライブ配信には十分注意しましょう。
こうした注意点に気をつけていれば楽しめるアプリなので、ぜひ使ってみましょう!