オープンレックでゲーム実況を始めて、ゆくゆくは収益化を実現させたいと思っている方も多いでしょう。
しかし、「視聴者が多くいる」というだけでは収益を上げることはできません。
オープンレックでは、ライブ配信の収益化のために行う手続きや参加申請、条件などが設定されています。
何が収益の対象になるのかも踏まえて把握しておく必要があるでしょう。
そこで今回はオープンレックの収益化について、収益化の手順や条件を詳しく解説します。
オープンレックで収益化する手順を解説
オープンレックで収益化するためには所定の手順を踏まなければなりません。
ただ視聴者を増やしているだけでは、収益にはなりませんので注意してください。
では、収益化の手順を1つずつ解説していきます。
①オープンレッククリエイターズプログラムに参加する
引用:OPENREC.tv
オープンレックのライブ配信で収益化するためには「オープンレッククリエイターズプログラム」に登録しなければなりません。
こちらへの登録がなければ、いくら視聴者が多くても収益を上げられません。
「クリエイターズプログラム」への参加申請は『クリエイターズプログラム登録ページ』から行えます。
プログラムへの参加条件
プログラムに参加するためには所定の条件を満たす必要があります。
誰でも参加できるわけではないので注意してください。
参加条件は以下の通りです。
- 日本国内に居住している(日本語でやり取りができ、日本の銀行口座を保有している)
- 18歳以上、もしくは親権者または法定代理人の同意がある18歳未満の方
- OPENREC.tvのプレミアム会員である
- OPENREC.tvの配信権限を持っている
有料プランの「プレミアム会員」への登録が必須となっているので、よく確認しておきましょう。
②ライブ配信時に収益化設定を「ON」にする
「クリエイターズプログラム」への参加登録が完了したら、動画配信時の設定で収益化を「ON」にします。
この他、「エールの受付」「広告の表示」といった設定も個別にできます。
収益化の設定は配信単位で行えます。
③ライブ配信などで得た収益が支払われる
ライブ配信などで得た収益は月ごとに集計され、翌月中に「オープンレックポイント」として付与されます。
支払いの申請を行えば付与されたポイントが現金で振り込まれます。
また、オープンレックポイントの有効期限は「6カ月」で、指定口座への振込には最低1,000円以上が必要となります。
オープンレックで収益の対象になるもの
オープンレックで収益の対象になるものを紹介していきます。
何が収益に繋がるのか、配信者と運営側でどう分配されるのかについても見ていきましょう。
広告収益
オープンレック全体で発生した広告収益から、配信者の視聴数やランキング、獲得したエール数といった活動実績に応じた金額が分配されます。
広告収益に関しては、表示された分が直接受け取れるわけではないので注意してください。
配信者と運営側の分配率に関しては公表されていません。
エール収益
ライブ配信中に視聴者からもらえるプレゼントの「エール」も収益の対象となります。
こちらに関しても受け取ったエールがそのまま収益として受け取れるわけではなく、オープンレック全体のエール収益から活動実績に応じた金額が分配されます。
こちらも配信者と運営側の分配率に関しては公表されていません。
サブスク
オープンレックには配信者個人が開設できる「月額チャンネルサブスク」という機能があります。
配信者自身が月額制のサブスクチャンネルを開設し、限定コンテンツやオリジナル特典をファンに提供できます。
サブスクの収益に関しては配信者が直接受け取ることができ、ユーザーが支払った金額から、オープンレックが定める決済事務手数料14%を差し引いた残りの55%が配信者に分配されます。
例えば、サブスクの収益が50,000円だったとして、決済事務手数料14%(7,000円)を引いた43,000円のうち55%の「23,650円」が配信者の収益となります。
サブスクでファンを獲得するほど、継続的な収益が上げやすくなるので、視聴者数が増えてきたら開設してみましょう。
オープンレックで収益化する際の注意点
オープンレックで収益化する際の注意点を解説します。
ルールを守ってライブ配信を行わないと、収益化が認められないこともあるので必ず目を通しておきましょう。
ゲームタイトルによっては収益化できない
オープンレックのライブ配信で収益化できるゲームタイトルには制限があります。
一部のタイトルでは収益化機能をONにできません。
また、任天堂では収益化自体は可能なものの、ライブ配信内でのガイドラインを遵守しなければならないといったルールも存在します。
本格的に収益化を目指す場合にはゲームタイトルの選定も重要です。
ライブ配信中にゲームタイトルの切り替えができない
ライブ配信を収益化した場合、配信中にゲームタイトルを切り替えることはできません。
もしゲームタイトルを変更する場合は、一度ライブ配信を終了して、ゲームタイトルを設定し直した上で新しいライブ配信を行う必要があります。
配信内容と設定したゲームタイトルが違うと収益化できない
収益化設定をした上で配信する場合、事前にゲームタイトルを設定する必要がありますが、設定したタイトルと配信しているタイトルが異なる場合、収益化が認められない場合があります。
配信中にゲームタイトルを切り替えた場合も同様のことがいえるので注意してください。
著作権に違反するような配信は収益化できない
ライブ配信中に使用するBGMや画像など著作権に違反するような素材を使用した場合、収益化が認められません。
配信するゲームのBGMはOKですが、第三者が権利を持つコンテンツを利用する場合は、利用許諾を得ていることを記載してください。
また、フリー素材を使用する場合も「著作権フリー」などの記載を説明欄にしてください。
オープンレックのライブ配信を収益化しよう!
オープンレックの収益化について解説しました。
「収益化の手順・条件」「収益化の対象」「収益化にあたっての注意点」の3つを抑えて、ライブ配信者として収益を上げていきましょう!
また、どうすれば収入をアップできるかについての作戦も考えた方がいいですね。
「エール収入」や「広告収入」を上げるためにランキング上位を目指したり、サブスクでファンから直接収入を得るためにターゲットを絞るなど工夫を凝らしてみてください。