自分1人でインスタライブで配信するのも楽しいですが、友達と一緒に配信ができたら、もっと面白いと思ったことはありませんか?
「でも、友達と配信するために実際に会うのも大変…」そんな人でも大丈夫!インスタライブには「リクエスト」という名前でコラボ配信機能が付いているのです。
今回は、インスタライブでリクエストを送信して、友達とコラボ配信する方法をわかりやすく解説します。
インスタライブの「リクエスト送信」って何?
誰かのインスタライブの視聴を開始すると、コメント欄にこのような通知が流れてきます。
『〇〇のライブ動画への参加リクエストを送信する。』
その隣に「リクエスト」のボタンがありますが、この文言だけでは何のことかわかりにくいですよね。
もしかすると、「リクエストを送信しないと、そのインスタライブが見れないのでは?」と思っている人もいるかもしれません!
実際にはストーリーズからインスタライブを開いた時点で、あなたはその配信ルームに入っていることになり、リクエストボタンを押さなくてもその配信を見ることができます。
この「リクエスト」とは、今配信している人と一緒に自分もライブ配信する「コラボ配信」へのリクエストのことなのです。
視聴者がリクエストボタンをタップしてリクエストを送信し、配信者が許可することで、たとえ遠く離れていても2人で一緒にライブ配信ができる仕組みです。
コラボ配信のメリット
もちろん1人でも十分インスタライブで配信を続けていくことができますが、コラボ配信にはコラボ配信にしかないメリットがあります。
より多くのユーザーが見に来る
まず1つ目は、自分のフォロワー以外も配信を見に来てくれることです。
インスタライブで配信中のとき、自分のアイコンは左側に表示されますが、コラボ配信の時はアイコンが2つ重なった状態で出てきます。
自分のフォロワーとコラボ相手のフォロワーに上記のように表示されるため、より多くのユーザーに配信を見に来てもらえ、自分をフォローしてもらえる確率も上がるのです。
寂しくなくなる
2つ目のメリットは、「独り言を言っている感じ」がなくなること。
やはり画面の向こうに視聴者がいるとしても、スマホに向かって1人で話しているとどうしても「独り言」っぽくなってしまいますよね。
リアルタイムでテレビ電話のように話せる相手がいるおかげで、その寂しさがなくなるのも大きなメリットです!
コラボ配信ならではの企画
そして3つ目のメリット。それは、友達と面白い企画を立てて有意義なライブ配信にできることです。
とあるインスタグラマーは、コラボ配信でセミナーをやっていました。専門家2人でそれぞれの知識を教え合い、補填し合いながら、かなり有意義なセミナーになっていたのです。
このように、友達と2人だからこそできる使い方もあるのがコラボ配信。挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか?
インスタライブでのコラボ配信の仕方(方法)
それでは早速、インスタライブのリクエスト機能を使ってコラボ配信をする方法をわかりやすく解説しましょう。
ただ突然見知らぬ人からコラボ配信リクエストが来てもびっくりしてしまうため、前準備として次のことをやっておきましょう。
- 友達と一緒にインスタライブをする日時を約束しておく(アポを取っておく)
- どちらが先に「配信者」になっておくかを決めておく
インスタライブのリクエストは、どちらかが先に「配信者」になって配信をスタートさせる必要があります。
その配信ルームに入った「視聴者(コラボ配信予定の友達)」が、配信者にリクエストを送信するという手順です。
【視聴者】リクエストの送り方
自分が「視聴者」からスタートする場合、コラボ配信予定の友達がインスタライブを始めたら、そのライブ配信を開きましょう。
自分の参加通知の下に、先ほどのリクエストの案内が出てきます。右側にある「リクエスト」ボタンをタップしましょう。
続いて青いボタン「リクエストを送信」をタップ。これで配信者に参加リクエストが送られたので、許可されるのを待つだけ。視聴者側の操作は終了です。
【配信者】リクエストの承認からコラボ開始まで
配信者はコラボ配信予定の友達がライブ配信に入ってきたら、リクエストが送られるのを待ちましょう。
リクエストが届くとこのような通知が出てきます。右側の「リストを見る」ボタンをタップしましょう。
すると、誰が自分にリクエストを送ったのかがわかりますね。大丈夫なら「〇〇とライブ配信を開始」をタップし、そのリクエストを許可。
すると画面が分割され、コラボ配信が始まりました!これで遠くに離れていても、友達と一緒にインスタライブができますよ。
視聴者側としてリクエストを送信した相手は、次のように画面が切り替わります。
配信者がリクエストを許可した後、自分のカメラが起動して丸い枠内に映像が映し出されます。これは準備の段階です。
接続を確認できたら、視聴者側も画面が分割されて晴れて「配信者」としてコラボ配信スタートです!
インスタライブのリクエストに関するQ&A
インスタライブのリクエスト機能に関する疑問が残ったままの人のために、よくある疑問をQ&A方式でまとめました!
リクエスト送信を間違えた!どうなる?
「リクエストを送信しないと、そのインスタライブが見れないでは?」と勘違いして「リクエスト」ボタンを押してしまった。もしくは、間違えて指が当たってしまった。
そんなときでも慌てる心配はありません!
なぜなら、間違えてリクエストを送信してしまっても、配信者が許可しない限りいきなりコラボ配信は始まらないためです。
配信者もよくわからずリクエストを許可してしまった場合、右上の×ボタンから簡単にコラボ配信から退出することができます。慌てず対処しましょう。
リクエスト送れるのは何人まで?コラボ配信の人数は?
インスタライブでは、何人かで同時にリクエストを送信できますが、実際にコラボ配信できる人数は2人までになっています。
元の配信者と、リクエストを送信した視聴者の合計2人まで!
すでにコラボ配信をしている状態のとき、別の視聴者が新たにリクエストを送信することはできません。
またリクエストを突然送信すると配信者は驚いてしまい、ほとんどリクエストが許可されません。必ず事前にアポを取っておくことをおすすめします。
リクエストを送信できない・送れない・出ない原因は?
たまに、インスタライブでリクエストボタンをタップしても送信できない、またはリクエストボタンが見当たらないというトラブルが発生します。
考えられる原因は次の5つ。
- すでに誰かとコラボ配信している(枠が埋まっている)
- 配信者が許可していないだけ
- インターネット接続や電波の状況が悪い
- インスタグラムの不具合
- アプリのバージョンが古い
前者の2つは配信者側の都合もありますから、こちらではどうにもならないでしょう。後者3つであれば対処法があります。
インターネットの接続状況が悪い場合、ライブ配信そのものが快適に見れずストレスに感じることもあります。できればWi-Fiを含め、電波が安定した場所でやり直しましょう。
また、インスタグラム自体に不具合が発生し、リクエスト機能が使えなくなっているかもしれません。こうした不具合はすぐに運営側が対応と修正をしてくれるため、直るまで待ちましょう。
一方、アプリのバージョンが古い場合も不具合が起こります。アプリは常に最新の状態にするのも有効です。
配信者への質問の仕方は?
「リクエスト」は日本語で「要求する」という意味。そのため「配信者に質問する機能?」「配信者に何かをお願いする機能?」と連想する人もいるようです。
ただ、インスタライブのリクエスト機能と質問機能は別物。質問をするなら、次の方法で質問機能を使ってみてください。
まずライブ配信に入ったら、下の「?」のマークをタップ。これが質問機能です。
次に質問したことを(またはお願いしたいことでもOK)を入力し、配信者に送信しましょう。配信者は届いた質問を見ることができます。
そして配信者が届いた質問に答えてくれるとき、画面にその質問カードが表示されます。(配信者側の操作で表示されないこともあります)
コメントに質問をするのとは違い、自分の聞きたいことが流されることがなく、配信者に答えてもらえる確率も上がるため、質問機能はとても便利ですよ。
インスタライブのリクエスト機能でコラボ配信に挑戦してみよう
インスタライブに出てくる「リクエスト」の意味や正しい使い方はわかったでしょうか?
インスタライブには「コラボ配信」というわかりやすい表現がないため、今までコラボ配信のやり方をまったく知らなかったという人も多いようです。
最近ではライブ配信アプリが盛んですが、17ライブやLINEライブではコラボ配信をしている人がほとんどいませんね。
気軽に使えるインスタライブのリクエスト機能を使って、ぜひ友達とコラボ配信に挑戦してみてください!