ツイキャスにはブロック機能があります。迷惑行為をしてくるユーザーや苦手なユーザーをブロックすることで、お互いに関わらず、気持ちよく配信するためのもの。
しかし、実際のところブロックされたらどうなるのか?相手にはどのように見えるのか?など、不明確な部分も多く不安ですよね。
そこで今回は、ツイキャスのブロックの仕組みについて詳しく解説します。
ツイキャスのブロックの仕組み
ツイキャスのブロックの仕組みはちょっと変わっています。
まずはどのような仕組みでブロックするのかを見ていきましょう。
ブロックの仕組みはやや複雑
ツイキャスのブロックには「NGユーザー」と「NGワード」の登録、そして「NGレベル」の設定があり、やや複雑です。
NGユーザー/NGワード
NGユーザーとは、ツイキャスの視聴などを制限するユーザーのこと。そしてNGワードとは、コメント欄に書き込む際に制限する語句のことです。
このNGユーザーとNGワードを登録することで、特定のユーザーがあなたの配信を見れないようにしたり、誹謗中傷的な言葉をコメントに表示させないようにしたりできます。
このNGユーザーに設定することがツイキャスでの「ブロックする」という意味になるのです。
NGレベル
さらに、ツイキャスにはNGレベルというものも存在します。NGレベルは「低」「中」「高」の三段階あり、高くなるほど制限が厳しくなるというものです。
NGレベルとNGユーザーの関係は次の表をご覧ください。
例えば、NGユーザーにAさんを登録してもNGレベルが低・中だと、Aさんはあなたのツイキャスを視聴できます。ただしコメントやアイテム送信はできません。
NGレベルの中・高では、他の人がNGユーザーに登録したユーザーを自動的にブロックできるようにもなっています。
詳しくは、公式サイトのこちらのページをご確認ください。
ブロックの手順
ツイキャスで相手をブロックする手順を解説します。今回はツイキャス・ライブを例にして解説しますが、ツイキャス・ビュワーでも同じような手順です。
まずはブロックしたい相手のIDを確認しましょう。プロフィール画面に行ってコピーしたり、メモに控えたりするといいですね。
次にツイキャスアプリを起動し「設定」を開きます。
「NGワード/NGユーザーの設定」をタップして進んでください。
あとは最初に控えた相手のIDを「@」をつけて入力し、NGレベルも設定します。右上の「完了」をタップしたら、これでブロック設定は終了です。
ブロックしたことが相手にバレる場合も
ツイキャスであなたがブロックしたことは、相手にバレる場合もあります。
例えばNGレベル高ならあなたの配信が見れずバレますし、低や中でもギフトが送れないのでバレます。
その点を考慮して、相手をブロックするかどうかを決めましょう。
ツイキャスに追い出し機能はない
ちなみに、ツイキャスには配信中に相手を追い出す「追い出し機能」「キック機能」はありません。
配信中でもNGユーザーに設定はできますが、相手が一度配信ルームから退出するかライブ配信を終了しないと、その設定は反映されないので注意してください!
ツイキャスが見れない=ブロックされている?
今まで見れていたツイキャスの配信が突然見れなくなると、自分がブロックされたのでは?と疑う人も多いでしょう。
しかし単に「ツイキャスが見れない」だけなら、アプリやスマホのバグの可能性も十分考えられます。
ブロックされたと決めつけずに、まずは本当にブロックされたかどうかを判断しましょう。
「ブロック」と「BAN」の違い
「ブロック」と「BAN」は意味が違います。
ブロックはユーザーから制限されること、そしてBANは運営側から制限されることです。
ツイキャスでブロックされた場合、NGユーザーのレベルの高さによりますが、
- コメントができない
- ギフトが送れない
- サポーター登録ができない
- おすすめや新着に表示されない
- (NGレベル高だと)ライブ配信が視聴できない
などの制限があります。
ただし、BANはユーザーではなく運営からされるものなので、ツイキャスにログインできなくなったり、機能全体を使えなくなったりすることもあるのです。
BANを解除してもらうには運営に直接問い合わせたり、数日〜数週間ほど時間を置いてみるしかありません。
自分がブロックされているか確認する方法
自分がブロックされているかどうかは、次の2つの方法で確認可能です。
- ギフトを送ってみる
- サポーターが外れていないか確認/サポーター登録ボタンが表示されているか確認
ブロックされている人がギフトを送ろうとしてもアイテム一覧は空欄になり、ギフトが送れません。
またブロックされるとサポーター登録が外れる仕組み。
サポーター登録したはずなのに外れていた場合、そしてサポーター登録をしようにも登録ボタンが表示されない場合はブロックされている証拠です。
NGレベルが低・中だとブロックしても配信は見れるため、ブロックされていることに気付かないことも多いのがツイキャス。
ブロックされているか疑わしい場合は、上記の方法で確認してみてください!
ブロックされると端末ごとアクセス拒否に!ログアウトは無意味
さらに、ツイキャスのブロック機能はIPアドレスを読み取って端末ごとブロックする仕組みにもなっています。
SNSにはブロックされても一度ログアウトし、別アカウントを作って動向を追う人がいますが、ツイキャスではそれができないということです。
ライブ終了していて見れない理由
ツイキャスの視聴を始めようと思ったら、まだ配信をしているのにもかかわらず画面に「ライブ終了」の文字が表示され、視聴できない場合があります。
その理由は、次のうちのどちらかかもしれません。
- ツイキャスアプリや端末の一時的なバグ
- あなたがブロックされている
ブロックされるとお互いの配信ルームは「おすすめ」や「新着」に表示されませんが、検索機能を使って見つけることは可能。
しかし、いざ配信ルームに入っても「ライブ終了」となって視聴できないようになっているのです。
時間を置いて何度試しても同じようなエラーになる場合、ブロックされていると思っていいでしょう。
ツイキャスのコメントが見れない理由
ツイキャスでブロックされた場合、自分が書いたコメントは他のユーザーには見えませんが、自分の画面では見れます。
そのため、ブロックされた側が何もコメントを見れない場合には、ブロックではなく他に原因があると考えられます。
- ツイキャスアプリのバグ
- タイムラグ
- スマホの液晶の異常
- インターネット接続が不安定
などが原因になっている可能性もあるので、アプリの再起動、最新バージョンにアップデート、安定したWi-Fiに接続するなどして対処してみてください。
ツイキャスの通知を解除する方法
ツイキャスでフォローしたユーザーがライブ配信を始めると、通知が届く仕組みになっています。
迷惑行為ではないですが、1日に何度も配信をするユーザーもいるため「ブロックほどじゃないけど通知を切りたい」というときってありますよね。
そこで、気になる通知を解除する方法を3つ解説します。
ツイキャスの通知全体を切る
ツイキャスの通知を受け取らなくていいのであれば、ツイキャス全体の通知を切ってもいいでしょう。
やり方はスマホの設定アプリから行います。ツイキャスの通知項目を開き、OFFに設定すれば完了です。
特定の時間帯だけ音を切る
「夜はゆっくり寝たい」「集中して勉強したい」という人は、特定の時間帯だけ通知音を切ることが可能です。
ツイキャス・ビュワーアプリを開き「マイページ」→「設定」の順にタップします。
続いて「通知音の時間設定」に進みましょう。
最後に通知を切りたい時間帯をOFFにすれば完了です。
これなら音が出ませんが配信があったことは知らせてくれるので、後から確認が可能です。
そのユーザーの通知だけ切る
特定のユーザーに限り通知を切りたい場合フォローを外すというやり方もありますが、フォローを外さず通知リストから外す方がおすすめです。
マイページ→通知リストの順にタップしましょう。
通知を消したいユーザーの欄を左にスワイプすると「削除」ボタンが出現します。そのボタンをタップし、通知リストから外したら完了です。
ツイキャスでの禁止事項を確認しよう
他のユーザーに迷惑をかけないために、利用規約を必ず確認しましょう。知らぬ間に規約違反をして、ブロックどころかアカウントがBANされることもあります。
特に相手にLINEアカウントを聞く、「会おうよ」と迫るなど、出会い系行為をよく見かけます。ツイキャスでは出会い系行為を禁止しているので、絶対にやめましょう。
ユーザーを通報する方法
最後に、規約違反しているユーザーを通報する方法も覚えておきましょう。
右上のボタンをタップしたら画面を下にスクロールし、「不適切な配信を報告」をタップしましょう。
あとは詳細を書いて報告すれば完了です。
ツイキャスのルール・マナーを守って気持ちよく利用しよう!
ツイキャスでブロックされる人は、
- ルール(規約)を破っている
- マナーが悪い
など、他の人に迷惑になっているという特徴があります。
ブロックされるからというよりも、みんなが気持ちよく利用できるようにツイキャスのルールやマナーを守るようにするといいですね。