「周りに人がいるから、迷惑にならないようにインスタライブを視聴したい」というときの視聴方法として、イヤホンを使う人も多いでしょう。
あなたが配信者なら、「ライブ配信中でもイヤホンって使えるのかな?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
そこで今回は、インスタライブの配信・視聴時にイヤホンを使うとどうなるのかについて詳しく解説します!
インスタライブ中にイヤホンは使える?
インスタライブは世界中で人気のSNS「インスタグラム」のストーリーズと一体化している機能の1つ。家でも外出先でもスマホで手軽に配信・視聴できるのが魅力です。
そんなインスタライブを外で視聴するときは、周りの迷惑にならないようにイヤホンを使うのがマナー。ただ、インスタライブでは問題なくイヤホンが使えるのか気になるところ。
視聴時だけでなく、配信中もイヤホンを使って配信できるのかどうかが疑問ですよね。
まずはインスタライブの視聴・配信でイヤホンを使ったらどうなるのかを解説します!
視聴中はイヤホンでもっと快適に!
イヤホンなしでインスタライブを視聴していても問題なく楽しめますが、実はイヤホンを使って視聴した方がもっと快適になるのをご存知でしょうか?
例えば、イヤホンなしでの視聴中、次のような理由で聞き取りにくいと感じたことはありませんか?
- 周りの音がうるさい
- スマホの音が小さい、遠い
- スマホの音が分散される
インスタライブが聞き取りづらいと、内容がわからずにあまり楽しめません。
そこでイヤホンを使用すると、上記の問題が一気に解決されるのです!
イヤホンが耳を塞いでくれるので、周りの音(ノイズ)を遮断してくれますし、イヤホンを通して直接音声が流れてくるので、インスタライブの音声に集中することができます。
今まで集中力が分散していたものが、イヤホンを使うことで没入感を持ってインスタライブを視聴できるようになるのです!
周りがガヤガヤしているときはもちろん、たとえ誰もいなくても、ライブ配信に集中したいときにはイヤホンを使ってみると良いですね。
配信中はイヤホンマイクが音声を拾う
まず結論から言いますと、ライブ配信中にイヤホンをつけたまま配信をしても、マイク付きのイヤホンであれば、そのマイクが音声を拾うため問題なく配信ができます。
それどころか、ライブ配信中のイヤホンの使用はかなりメリットが多いため、むしろ配信中にイヤホンを使うことを推奨できるほど!
スマホにはカメラもマイクも内蔵されているので、配信中にイヤホンを使う必要性はないと感じるかもしれません。しかし、実際にはイヤホンを使うと次のようなメリットがあります。
- 声が分散せずクリアに聞こえる
- 視聴者が音量を上げなくてもハッキリと聞こえる
- 空調の音などの雑音を拾いにくい
- 音に関するトラブルを解決できる
現在はマイクが付いているイヤホンが主流になりつつあります。イヤホンマイクが声だけを直接拾うので、周りの雑音を遮断して、声が大きくクリアに聞こえるのです。
また、イヤホンを使ったからといって声の遅延や映像とのズレが発生することもありません。
さらに大きなメリットは、音や声に関するトラブルを解決できること。最後の項目で具体的に解説するため、ぜひチェックしてみてください!
ワイヤレスイヤホンは?
Bluetoothなどで繋ぐワイヤレスイヤホンの場合、マイクは耳につける機器本体に内蔵されており、しっかり声を拾ってくれるので、こちらも問題なくライブ配信ができます。
ワイヤレスイヤホンなら離れていても音を拾うため、スマホカメラの前にいなくてもトークを続ければライブ配信が可能!
「ちょっと物を取りに行きたいけど、そのあいだの“間”をどうにかしたい」なんていうシチュエーションなどでは便利ですね。
ただしトイレに立つときなどで着けたままにして、恥ずかしい音が漏れないように気を付けましょう!
イヤホンにマイクが付いているか確認を!
配信で有線のイヤホン、もしくはワイヤレスイヤホンを使うときの大前提として「イヤホンマイクが付いている」ことが条件となります。
古いイヤホンや100均のイヤホンなど、マイクの付いていないイヤホン・ヘッドホンを使った場合、スマホ内蔵のマイクが音声を拾うため、ライブ配信自体は可能です。
しかし上記で紹介したようなメリットは得られないため、配信でマイクなしイヤホンを使うのはほとんど意味がないかもしれません。
イヤホンを使って配信したい人は、自分のイヤホンにマイクが付いているかどうか確認しましょう!
例えばiPhoneの純正イヤホンには、音量を調節する部分の裏にマイクのマークがあり、ここにマイクが内蔵されているのがわかります。
マークが無い場合やマイクの有無がわからないときは、メーカーや型番から確認してみてください。
もしマイクの付いていないイヤホンだった場合、この機会に便利なマイク付きイヤホンを購入するのもおすすめです!
インスタライブでイヤホンを使う時のトラブルと注意点
インスタライブの視聴時も配信時もメリットがあるイヤホンの使用ですが、逆にイヤホン使用中だからこそ起きてしまうトラブルや、気をつけたいポイントもあります。
視聴時・配信時それぞれを見ていきましょう!
視聴時のトラブルと注意点
イヤホンを使ってインスタライブを見るときによくあるトラブルが「音が出ない」というもの。
- イヤホンから音が出ない
- (イヤホンを外しているのに)スマホから音が出ない
それぞれの注意点を解説します。
イヤホンから音が出ないとき
イヤホンから音が出ない理由は単に音量を下げている場合もありますが、接続状況が悪い可能性も。
接続状況が悪い原因には次のようなものがあります。
- イヤホンジャックにきちんと刺さっていない
- イヤホン首が折れている(中の線が切れている)
- Bluetoothの接続が不安定
どうしても音が出ない場合、そのイヤホン自体が壊れている可能性も捨て切れません。イヤホンを触ってしっかり接続できているかを確認してみてください。
スマホから音が出ないとき
Bluetoothなどで接続するタイプのイヤホンは、イヤホン本体の電源がONになっており、勝手にスマホに接続されることがあります。
どこかに置いてあるイヤホンから音が出ている状態なので、スマホ本体から音は出ず「音が聞こえない!?」と困惑する羽目に。
Bluetoothで勝手に繋がっていないかを確認すると共に、ワイヤレスイヤホンを使い終わったら忘れずに電源をOFFにするように気をつけましょう。
配信時のトラブルと注意点
ライブ配信時だと、配信者側はトラブルが起きていることに気付きにくいもの。だからこそ、何かおかしいと思ったときにはチェックが必要です。
それでは、イヤホンを使って配信しているときに注意したいことを見ていきましょう。
イヤホンマイクを塞がない
配信時はうっかりイヤホンマイクを塞いでいないか注意しましょう。
イヤホンマイクの位置にもよりますが、服の中に入って擦れる音が響いたり、手や物で押さえてしまっていたりなど、視聴者側が聞き取りづらい状況になることもあります。
イヤホンマイクは服の外に出し、しっかりと自分の声を拾う位置で固定しておきましょう。
声量が大きくなりがち
イヤホンを耳につけると、周りの音がシャットアウトされると同時に自分の声も聞こえにくくなった経験はありませんか?
人は自分の声が聞こえづらくなると、より大きな声でしゃべりがちです。耳が遠いおばあちゃんが大きな声でしゃべるのと同じ原理ですね。
声を張り上げると視聴者側でうるさく感じてしまうため、イヤホン使用時にはちょうど良い声量の感覚を掴むのがポイントになります。
イヤホンの接続状況に気をつける
イヤホン接続状況が悪いと、マイクがうまく音を拾わないため声が途切れてしまい、視聴者は聞きづらくなります。
ただ、配信者側は自分がしゃべっていますし、画面もインスタライブ画面に切り替わっているので操作できず、接続状況が悪くなっていても気付きにくいのが難点。
接続状況を改善するために、有線イヤホンならしっかり刺さっているかを確認すればOK!一方でワイヤレスイヤホンの電波は見えないため、接続状況に気を配る必要があります。
本格的なライブ配信でワイヤレスイヤホンを使うなら、安いものではなく良いものを買って、安定したクリアな音声で配信することをおすすめします!
インスタライブの不具合をイヤホンで解決できる!?
インスタライブ配信に「キーン」とハウリングが起こったり、コラボ配信中に声が反響(エコー)してやりづらいと感じたことはありませんか?
実はこれらの不具合も、イヤホンを使うことで簡単に解決できます!
ハウリングやエコーの原因は、
スマホが音を拾って発音する→その音を拾って、また発音する→また音を拾って…
というループが起こることに原因があります。「音が出るところ」と「音を出すところ」が同じ(または近い)から起きてしまうんですね。
イヤホンを使えば「音が出るところ=耳の部分」、「音を出すところ=マイクの部分」が別々になるため、こうした不具合が解消されるのです。
特にコラボ配信ではハウリングやエコーが起きやすいので、配信者は2人ともイヤホンを使うことを推奨します。
イヤホンを使ってクリアなインスタライブを!
イヤホンを使えば、配信者なら自分の声をクリアに届けることができ、視聴者なら音声をクリアに聞くことができると、両者共に嬉しいメリットがありました。
高クオリティなライブ配信をしたい人や、没入感を持ってライブ配信を視聴したい人は、日頃からインスタライブでイヤホンを使ってみるのはいかがでしょうか?