多くのライブ配信アプリがある中でも、ラインライブは芸能人のリアルタイムライブが見れことで人気がありました。
現在は芸能人はもちろん一般人もライブ配信できるようになっており、誰でも収入を稼げるようになっています。
しかし、ラインライブで稼ぐ仕組みがいまいちわからない人も多いのではないでしょうか?今回はラインライブでの稼ぎ方について詳しく解説します!
ラインライブで稼ぐための「応援ポイント(pt)」の仕組み
17ライブやツイキャスなど、他のライブ配信アプリで稼ぐために必要なのがギフトです。
しかしラインライブの場合、ちょっと変わった仕組みになっているのが特徴。
ラインライブで稼ぐにはギフトはもちろん大切ですが、何よりも応援ポイント(pt)が重要になります。順を追って応援ポイントの仕組みについて解説します。
稼ぐために覚えておきたい用語
まずはラインライブで稼ぐために最低限覚えておきたい用語をまとめました。
ギフト:
リスナー(視聴者)からライバー(配信者)に贈るプレゼント。課金が必要なため、ギフトを贈ることを「投げ銭」とも言います。
LIVEコイン:
ギフトに必要なラインライブ内のコイン。まずは現金を使ってコインをチャージする必要があります。
ハート:
SNSの「いいね!」のような役割があり、1日100個まで貯められます。10個で1応援ポイント。
応援ポイント:
リスナーからギフトやハートが送られたり、コメントが来たりすることで貯めるポイント。収入に大きく関係します。
配信スコア:
応援ポイントは独自の計算方法で配信スコアに換算されます。さらに配信スコアから、そのライバーの収入が計算されます。
LINEポイント:
LINEのあらゆるサービスで使える電子マネー。配信スコアを元に計算され、ライバーの収入としてLINEポイントが付与されます。
収入は2段階で算出される
ラインライブは他のライブ配信アプリのように「ギフトをもらったらポイントから収入を算出」というシンプルな仕組みではありません。
ラインライブで収入を得るには、
応援ポイントを貯める→配信スコアに反映→LINEポイントに反映
という段階を踏む必要があるのです。
応援ポイントを貯める方法
ちょっと変わった2段階算出の仕組みですが、実は応援ポイントを貯めることはそこまで難しくありません。応援ポイントが貯まるアクションは次の通り。
- リスナーからギフトをもらう
- リスナーからハートが送られる
- リスナーからコメントが来る
- イベントで上位にランクイン
実は投げ銭の他にも、ハートやコメントといった簡単なアクションでも応援ポイントがどんどん貯まるのがラインライブの特徴。
そのため非課金のリスナーでも参加しやすく、ライバーが収入を得るハードルが低いのが魅力です。
ギフトアイテムの種類
ハートやコメントでも応援ポイントは貯まるとはいえ、ギフトではより多くの応援ポイントが貯まります。
ギフトには4pt〜50000ptまで幅広い種類があります。4ptならそこまで高額じゃないため、あまり課金をしない人や学生でも何個か送れるのがいいですよね。
ギフトの種類やチャージの仕方についてはこちらの記事でリスナー向けに解説しているので、合わせて読んでみてください。
ラインライブの応援ポイントや配信スコアの還元率はいくら?
応援ポイント→配信スコア→LINEポイント(収入)へと段階を踏んで換算されるため、気になるのが還元率です。
還元率とは、簡単にいえば自分のポイントやスコアから、何%が自分の取り分(収入)になるかの割合のこと。残った分は運営側の取り分になります。
配信スコアやLINEポイントへの還元率はいくらでしょうか?
応援ポイントから配信スコアへの還元率
ラインライブの応援ポイントから配信スコアへの還元率は非公開となっておりますが、実際に計算したライバーによると還元率は約30%ほどだと言われています。
例えばライバーが1000ptの応援ポイントを持っている場合、ライバーの取り分300pt、運営の取り分700ptです。
配信スコアからLINEポイントへの還元率
配信スコアからLINEポイントへの還元率の計算方法は、残念ながら現時点(2020年2月)では非公開となっています。
ただ確実に言えるのは、配信スコアだけを見ても実際に手元に入る金額はそのスコアよりも減る可能性が高いということです。
ちなみに、ツイキャスの還元率は約70%、17ライブは約50%と言われているので、他のライブ配信アプリと比べるとラインライブはライバーの取り分が少ない方ですね。
配信スコアの確認方法
配信スコアの数字がそのまま手元に入るわけではないものの、それでも配信スコアは重要な目安となります。そこで、配信スコアの確認方法を覚えておきましょう。
ラインライブアプリの右下にある人型マークでマイページを開き、続いて「マイチャンネル」をタップします。
すると左上に「配信スコア」の項目がありますね。そこにある数字が自分の配信スコアになります。
他のライバーの配信スコアは確認できません。
さらに配信スコアの部分をタップすると、この画面に移動します。ここでは期間ごとの配信スコアや、LINEポイントに換金した履歴などが確認できますよ。
ラインライブでのLINEポイントの受け取り方
ラインライブで応援ポイントを貯め、配信スコアに換算したらいよいよLINEポイントの受け取りです。
ただし、LINEポイントを受け取るにはLINEアカウントとの連携が必要。
まずは次の手順でLINEアカウントと連携しましょう。
ラインライブアプリでマイページを開き、右上の「・・・」をタップします。
下にスクロールすると「LINEポイント受け取りアカウント」の項目があります。何も設定していない場合はその下に「連携する」の文字があるので、タップしましょう。
あとはLINEの自分のアカウントにログインし、画面の指示に従って連携するだけです。
すでにLINEアカウントと連携している人は、「LINEポイント受け取りアカウント」の下にアカウント名が表示されます。この場合、新たに設定する必要はありません。
LINEポイントの付与のタイミング
以前は自分で「受け取る」のボタンを押して申請をする必要がありましたが、現在は毎週配信スコアが算出され、自動的にLINEポイントに付与されるようになりました。
LINEポイントに付与されるタイミングは、配信を行った日の翌週の金曜日です。
(例)
1月1日(月)〜1月7日(日)の配信分→1月12日(金)に付与
1月8日(月)〜1月14日(金)の配信分→ 1月19日(金)に付与
ただし、付与のタイミングは変動することもあるので注意しましょう。
付与されたLINEポイントを使わずにいると毎週貯まっていきます。その様子は貯金をしているようで面白いですよ。
LINEポイントの使い道
LINEポイントはLINEの様々なサービスで使える電子マネーです。LINEポイントの使い道には次のようなものがあります。
- LINEで使えるスタンプ、着せ替えなどの購入
- LINEギフトの購入
- LINEモバイルの支払い
- LINEスマート投資
- LINE Pay残高にチャージしてお買い物(2020年よりLINE証券口座が必要)
最後のLINE Payにチャージして買い物に利用する場合には、LINEアカウントの方で登録をしてLINE Payを使えるようにしておく必要があります。
登録方法やLINE証券口座については、こちらの公式サイトよりご確認ください。
2020年より楽天ポイントやAmazonポイントといった他社ポイントとの交換はできなくなりました。
収入を現金で受け取る方法
ラインライブの収入は、LINEポイント以外での受け取りができません。
ライバーの中にはラインライブの収入を現金で受け取りたいという人もいるでしょう。そこで、手間はかかりますが次の方法があります。
LINEポイント→LINE Pay残高に反映→LINE Payから銀行口座へ振込
LINE Pay残高は銀行口座から「出金」という形で引き出せますが、そのためには本人確認の手続きも必要です。
ややこしいですが手続きを済ませたり操作に慣れたりすれば現金が手元に入るので、ラインライブで人気ライバーを目指す人は今のうちから済ませておくといいかもしれませんね。
ラインライブで稼ぐ仕組みを知って応援ポイントを貯めていこう
ラインライブは投げ銭以外でも応援ポイントが貯まるため、言ってしまえばギフト数が0個でも(リスナーがまったく課金しなくても)稼げるということです。
他のライブ配信アプリとは違った仕組みですが、コツを掴めば他のアプリよりたくさん稼ぐことも不可能ではありません!
「ギフトがもらえるか不安」という初心者ライバーは、ラインライブから始めてみて、応援ポイントをどんどん貯めていきましょう。