ゲーム実況配信アプリ「ミルダム」で、配信動画を収益化する方法を解説していきます。
収益化するためには何が必要なのか、どのような基準で収益が発生するのかを把握していきましょう。
また、ミルダムでは2020年から収益化に関するレギュレーションが改定されているので注意が必要です。
ミルダムのライブ配信で収益を得たい人はこの記事を参考にしてみてください。
ミルダムで収益化するための条件や申請方法
どのライブ配信アプリでも、収益化するためには一定の条件を満たしたり、収益化の申請などをしたりする必要があります。
ミルダムではどのような手順を経て、収益化を実現するのか解説していきます。
また、2019年→2020年の中で収益化の条件が大幅に変更されているので、こちらも併せて解説します。
【2019年12月31日まで】公式サイトの応募フォームから収益申請
※こちらは過去の情報です。
ミルダムでは、2019年12月31日まで以下のような手順で収益化登録を行っていました。
- ミルダムに会員登録する
- 公式サイトの応募フォーム「ゲーム配信を仕事にしよう」から応募
- 審査に通過する
- 公認配信者として認定され収益化ができる
申請方法としてはかなりシンプルですし、誰でも「公認配信者」になることができました。
しかし、ミルダム特有の時給制(※後述)の報酬体系によって、公認配信者が増えすぎた結果、2020年から収益化の条件が大幅に変更されています。
変更によって、これまでのように誰でも公認配信者となって、収益化が実現できるわけではないので注意してください。
2020年からL1・L2ランキング制度が導入される
2020年からミルダムでは「L1・L2ランキング」という新しい報酬制度が導入されました。
引用:ミルダム
週ごと・月ごとのランキングに応じて報酬が得られるという仕組みになっており、ランキングが低ければ報酬はありません。
では、ミルダムで具体的に収益化をするための方法について詳しくみていきましょう。
ミルダムで収益化する方法
ミルダムで収益を得る方法は主に以下の3つです。
- L1ランキングに参加して時給報酬を得る
- L2ランキングで上位に入って賞金を得る
- サブスクリプションで収入を得る
各ランキングの違いや参入条件なども含めて詳しくみていきましょう。
時給が貰えるのはL1ランキング参加者のみ
「L1ランキング」とは、イメージ的にはミルダム内の一部リーグのような感じで、L2ランキングの方で「20位以内」を同じ月に2回以上獲得すると昇格ができます。
月ごとにランキングが集計され、順位に応じて時給がアップします。
- 1位:1,000円/h
- 2位〜10位:750円/h
- 11位〜30位:600円/h
- 30位より下:500円/h
つまり、どんな順位でも時給500円は保証されており、1日に得られる報酬は最大4時間までの配信が条件となっています。
また、L1ランキングで400位以内に入賞できなかった場合、翌月からL2ランキングに降格となります。
ちなみにランキングの集計方法については2020年5月1日から非公開となりました。
L2ランキングでは順位に応じた賞金がもらえる
引用:ミルダム
「L2ランキング」は、ミルダムでライブ配信している方なら誰でも参加できます。
毎月4回・週ごとにランキングが集計され、上位に入賞することで順位に応じた賞金がもらえます。
L2ランキングは時給制ではなく賞金制なので覚えておきましょう。
- 1位〜10位:14,000円
- 11位~30位:10,000円
- 31位~60位:7,000円
- 61位〜100位:5,000円
100位以内に入らなければ賞金はもらえないので注意してください。
サブスクリプションは公認配信者のみが使える
ミルダムで収益を上げる方法の1つに「サブスクリプション」があります。
月額課金制のサブスクチャンネルを開設して、ユーザーから直接報酬を得ることができます。
しかし、サブスクリプションは「公認配信者」にならないと利用できません。
公認配信者になる方法は?
公認配信者になるためには「L1ランキングで3位以内に入る」のが条件となっています。
また、順位に関係なくパフォーマンスによっては運営側から「スカウト」されるといったケースもあります。
かなりハードルは高いですが、サブスクリプションが使えると継続的な収入が得られるのでチャレンジしてみてください。
報酬を得るために配信者が守るルール
ミルダムはゲーム実況配信アプリの中では珍しく「時給制」を採用しているサービスです。
過去には時給制という仕組み上、収入が保証される側面もありましたが、質の低い配信が目立ったことから上記で解説した改訂が行われました。
配信者がミルダムで報酬を得るには以下のルールを守らなければなりません。
- 無言・放置・視聴者無視の禁止
- ゲームはPC/コンシューマーゲーム/スマホゲームなど何でもOK
- 時給がもらえるのは1日最大4時間まで
時給が発生しているL1ランキングの配信者であっても、時間稼ぎのような無言配信や放置は認められていません。
ゲームに関しては幅広く認められていますが、ライブ配信時にはゲームタイトルを選択し、選んだタイトルのゲーム実況を行うルールになっています。
報酬の引き出し方法
ミルダムへ得た報酬は「ウォレット」とよばれる機能に反映され、手続きを経ることで登録した銀行口座に振り込まれます。
ウォレットへ報酬が反映されるスケジュールとしては下記の通りです。
- L2ランキング:ランキング集計後、5営業日(土日祝除く)以内に反映
- 配信報酬:報酬が発生した月の翌月20日までに反映
ウォレットに反映された報酬は引き出し申請を行うことで、手続きの10営業日(土日祝除く)以内に指定の口座に振込まれます。
ミルダムの収益化に関する評判をチェック
収益化ができるゲーム実況配信アプリは他にもありますが、ミルダムの評判はどうなっているのでしょうか。
ここでは、ミルダムの収益化に関する評判をチェックしていきます。
なんか色んな人がミルダムに引っこ抜かれて結構人増えたけど、任天堂ゲームの収益化が未だ許可されてないようなところに負けないでくれってずっと思ってる それにしても今配信サイトってどこも微妙だよね
引用:Twitter
ミルダムはYouTubeより難しいでしょ 視聴数のランク制でランカーに時給が発生するらしいし、配信を継続してランクを維持しないと収益解除もありえるしそうなると配信の目的が変わってくるよね
引用:Twitter
ミルダムって任天堂の収益化許可されてないやん
引用:Twitter
ミルダムでは、有名なゲーム実況配信者の引き抜きをやったという事例が多く報告されています。
ライブ配信として盛り上がるのはもちろんですが、ランキング制度の競争が激しくなるとも考えられるでしょう。
さらに、時給制で継続的に配信をしないと報酬がもらえないという仕組み上、ゲーム実況に義務感が出てきて楽しめないという声もあるようです。
任天堂の収益化許可も出ていないため「あつ森」などの人気ゲームで収益を上げることも難しいそうです。
ミルダムの収益化について詳しく理解しよう!
ミルダムの収益化について詳しく解説しました。
2020年から大幅なルール変更があったため、少し複雑に見えますが収益化する方法を理解しておきましょう。
ミルダムは他の配信アプリと比べても競争を激しくして、コンテンツの質を高めるという方向性でサービスを提供しているようです。